欧州女子数学五輪 2年連続、快挙金
世界の女子高校生らがトップレベルの才能を競い合う「ヨーロッパ女子数学オリンピック」が4月、ルーマニアで開かれ、愛光高校(愛媛県松山市衣山5丁目)の3年荻田真矢さん(17)が金メダルに輝いた。2年連続の快挙を「緊迫感があった中でテストを楽しめた。とてもうれしい」と喜んでいる。
数学オリンピック財団(東京)などによると、大会は2012年から始まり、今回は38カ国・地域から147人が出場。2日間計9時間で6問に解答し、総得点を競った。多方面からアプローチして解く発想力や柔軟な思考力が求められる難問が相次ぎ出題された中で、荻田さんは42点満点中33点の高得点で全体で9位。27点以上をマークした上位16人に贈られた金メダルを日本代表選手4人の中でただ一人、受賞した。